美容師の第一歩:アシスタント時代に身につけておきたい“基本スキル”
はじめに
美容師としてのキャリアをスタートさせたみなさん。
ワクワクする気持ちと同じくらい、「私にできるのかな…」と不安を感じていませんか?
でも大丈夫。
今、不安を感じているのは、あなただけじゃありません。今活躍している先輩たちも、みんな同じように悩んだり、失敗しながら成長してきたんです。
この記事では、アシスタントとして最初に身につけておきたいスキルや、前向きに働くための心がまえをご紹介します。
焦らなくて大丈夫。一歩ずつ、あなたのペースで進んでいきましょう。
アシスタントってどんな役割?実はとても大事な存在なんです
アシスタントの仕事は、スタイリストさんのお手伝いだけだと思っていませんか?
実はそれだけじゃなくて、お店全体を支える“縁の下の力持ち”のような、とても大切な存在なんです。
たとえば、お客様を笑顔でお迎えしたり、シャンプーやブローを丁寧に行ったり。
あなたの行動ひとつで「このお店、感じがいいな」と思ってもらえることもあるんですよ。
「自分なんてまだまだ…」なんて思わないでくださいね。
あなたの頑張りは、ちゃんと周りに伝わっています。
最初に身につけたい“基本の技術”
はじめはできないのが当たり前。失敗しても、そこから学べば大丈夫です。
まず覚えていきたい基本スキルはこんな感じです:
-
シャンプー:お客様が気持ちよくなるような力加減やリズム
-
ブロー:丁寧なタオルドライや、ドライヤーの使い方
-
カラー塗布の準備や薬剤の知識:最初は見て学びながら少しずつ
-
道具の準備や掃除、片付けもとても大切な仕事です
焦る必要はありません。
「昨日よりちょっとだけ上手くなれたな」――そんな積み重ねが、きっとあなたの“強み”になります。
お客様との接し方に自信がない…そんなあなたへ
「敬語がうまく使えない」「何を話せばいいかわからない」――最初はそう感じる方も多いです。でも大丈夫。大切なのは“丁寧な気持ち”と“笑顔”です。
たとえばこんなことを意識してみてください:
-
元気なあいさつ(最初と最後は特に)
-
ちょっとした気配り(寒くないか、髪が顔にかかっていないか など)
-
声かけ(「熱くないですか?」「かゆいところありませんか?」など)
あなたのやさしい一言や、まっすぐな対応が、お客様の心をホッとさせることがありますよ。
先輩とうまくやっていけるか不安…そんなときは?
「話しかけづらい」「迷惑をかけないか心配」
そんな気持ち、すごくよくわかります。でも、先輩たちもみんな同じ道を通ってきた仲間です。
素直さと感謝の気持ちを忘れなければ、きっと大丈夫。
-
わからないことは「教えてください」と聞いてみる
-
教えてもらったら「ありがとうございます」を忘れずに
-
少しずつでも、自分から「何かお手伝いできることありますか?」と声をかけてみる
最初は勇気がいるけれど、あなたのその一歩が信頼につながります。
そして気づけば、自然と先輩たちとの距離も縮まっていくはずですよ。
まとめ:アシスタント時代は“未来の自分”を育てる時間
毎日忙しくて、うまくできないことがあって、落ち込むこともあるかもしれません。
でもそれは、ちゃんと成長している証拠です。
アシスタントの時期は、未来のあなたを育てる“土台作り”の時間。
焦らず、比べず、あなたなりのペースで進んでいけば大丈夫。
そして忘れないでほしいのは、美容師という仕事は「髪を切る」だけではないということ。
お客様とのコミュニケーションを通して、“その人の気持ち”に寄り添うことも大切な技術のひとつです。
だからこそ、今のアシスタント時代に、先輩やお客様との関わりの中で「人と向き合う力」を磨くことが、これからのあなたの大きな強みになります。
いま頑張っているこの時間は、
いつか**「ありがとう、あなたにお願いしてよかった」と言ってもらえる未来**につながっています。
たとえば――
思い描いてみてください。
「自分の名前を指名して来てくれるお客様がいて、
その方の“気分”や“理想”をあなたの手でカタチにしていく毎日」。
そんな日々を迎えるために、今できることを一つずつ積み重ねていきましょう。
大丈夫、あなたならきっと素敵な美容師になれます。
将来の美容師むけて頑張っている皆さんをグランディールは心から、応援しています!