ヘアカラーで髪の毛が染まる仕組み
こんにちは!富士宮市の美容室グランディールです。
桜も満開となり、いよいよ新年度!4月から進学や就職などをきっかけに新生活を始める方も多いのではないでしょうか。新たな環境での生活に、ときめきや期待、不安も覚える季節。新しい環境で、新しいヘアスタイルに挑戦、イメージチェンジをしようと思う方もいると思います。なかには、初めてヘアカラーをしようと思う方もいるのでないでしょうか?
今回は、初めてヘアカラーをしようと思う方に、ヘアカラーでどうして髪を染めることができるのかをご紹介します。
髪の毛の構造
みなさんは、髪の毛の色はどこについていると思いますか?
黒髪、茶髪、ブロンド、赤毛、白髪など・・・髪の毛には自然の状態でさまざまな色があります。髪の毛は主に、芯となっているメヂュラ(毛髄質)、芯を覆っているコルテックス(毛皮質)、外側を多い髪の毛を保護するキューティクル(毛表皮)からなっており、髪の毛の色が異なっていても、髪の毛を構成するこれらの要素は大きく変わりません。
では、メヂュラ、コルテックス、キューティクルのどこに髪の毛の色がついているのでしょうか?
何となくキューティクルに色がついている感じがしますが、実はキューティクルは無色透明で爪に近いものです。髪の毛の色は、キューティクルの内側にあるコルテックスに含まれるメラニンなどの色素によって決まります。
コルテックスに含まれるメラニンが多いと黒髪、メラニンの少ないと茶色や赤っぽい色にみえます。また、メラニンがまったくないと白髪となります。
ヘアカラーで髪の毛が染まる仕組み
ヘアカラーで髪の毛が染まる仕組みとして、一般的なヘアカラーでは、髪の毛の成分に反応する薬剤、着色するための薬剤などを配合したヘアカラーリング剤を利用して髪の毛に着色または脱色をすることで髪を染めます。
ヘアカラーをすると、髪の毛にダメージがあるのではと聞いたことがある方もいるかと思いますが、健康な髪はキューティクルがしっかりと閉じて、髪の毛を保護する役割をもっています。
ヘアカラーによるダメージは、先ほど紹介した髪の毛の色はキューティクル内の色素によって左右されることに起因することで、髪の毛に着色または脱色ためにキューティクルを薬剤の力で広げ、髪の毛内部に色素を加えたり、コルテックスにあるメラニン色素を薄くする過程によるものです。
ヘアカラーは髪の毛に対して影響があり、髪の毛への負担になるものです。市販のヘアカラー商品でセルフカラーをすることもできますが、髪の毛はひとそれぞれ個人差もありますので、説明書通りにやってみても必要以上に髪の毛へのダメージが大きかったり、思っていた色にできなかったということもあります。
ヘアカラーを初めてやってもようと思ったら、美容室のプロの手によるヘアカラーをおすすめいたします。